複数の大学で就職指導を行い、現在も大学で働くキャリアカウンセラー&就活の家庭教師主宰の、

中谷(なかや)です。


就活の家庭教師

では、就活をスタートした3年生の就活支援を中心に、まだ就活を終えていない現4年生にも対応していますよ。


うれしいことに新刊の評判は上々です。



手前味噌で恐縮ですが、実践的な内容にこだわって書きましたから、よくある就活本の「こんな曖昧な表現で受かるの?」という懸念は払しょくできていると思います。

ぜひ手に取ってみてください。




さて、今日もエントリーシートについて。

今日はエントリーシートの中にある、志望動機系の話です。


タイトルに書きましたが、みなさん、志望のきっかけ、志望動機、志望理由の3つの違いってわかりますか?



私は、エントリーシートの設問を最低3回は読みなさい、と指導しています。

というのも、設問とずれた回答をする就活生があまりにも多いからです。


本件もそう。

この3つを同じに扱うと、回答がずれる場合がありますので、要注意です。


それでは一つずつ説明していきましょう。


「志望のきっかけ」

これは就活の初期段階で問われることが多いです。


まだ本気で志望するまでに至っていないだろう、という企業側の判断から、「きっかけ」という言葉を用いています。

辞書を引くと、

物事を始める手がかり。糸口。また、原因や動機。「事態打開の―をつかむ」「ふとした―で知り合う」

とあります。


「志望のきっかけ」は、記入スペースが小さい場合が多く、軽いタッチで書いていい場合が多いと言えます。


たとえば、

大学での勉強を活かせると考えたため。

志望業界は◎◎業界であり、その中でも貴社はトップシェアを誇っているため。

貴社に勤務しているゼミのOBから、いろいろ話を聞くことができて魅力を感じたため。

みたいな感じです。


ただし、企業もこの3つの違いを明確に分けておらずに、企業によってはこの欄をしっかりと確保していて、「志望理由」と同じ扱いをしているところがあります。


なので、就活の時期と記入エリアなどから、単なる「きっかけ」でいいのか、それとも「志望理由」を書かなければならないのか、を判断ください。


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次に「志望動機」です。

これは単なる「きっかけ」レベルでいいのか、本来の「志望する理由」を書くのか、見極めが必要な設問です。


実際、「志望理由を書いてください。※志望の動機ではありません。」と明確に分けて出題している企業のエントリーシートを見たことがあります。

自己PR、ガクチカ(ガクウチ)、志望動機と鉄板3つが並んでいれば、志望動機=志望理由、と認識していいでしょう。

多くの場合は、志望動機=志望理由だと思います。


最後に「志望理由」。

これはまさしく、その企業に対してのラブレターを書く、ということになります。

仮に本心とは違っていても、貴社だけ、貴社第一志望、という想いを込めて書くべきです。



以前、志望理由の書き方について、説明したことがありますが、ここでおさらいです。

・数ある中でなぜその業界なのか?

・数ある中でなぜその企業なのか?

・その企業でその職種を選んだ理由は?

・そこで君はいったい何がやりたいのか?

というポイントを念頭に置いて、実体験を元に書くことが大事です。


より具体的に、抽象的なものは×

その企業向けのオリジナルなものを作成、どこの企業にでも流用できるものは×

と考えてください。


(後日また志望理由については、詳しく説明しますね。)

以上、私見ですが就活を進めるにあたって、ぜひ参考になさってください。




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しっかりと固めて自身が持てるものができれば、後が楽ですよ。

タイミングが合わないものは、お断りするケースもありますので、早めに早めにお願いいたします。





さて、おそらく日本で一番最初に「就活塾」という名称で就活支援を始めたのは私達です。

実際、弁理士にお金を払って商標登録の手続きも進めたことがあります。

(私達が始めたのは平成16年からですので、もしこれよりも前に始めておられてうちが先だ!という方はご面倒でも一報ください。ここできちんとお詫び申し上げて、このキャッチフレーズを訂正させていただき、もし経済的損失が発生しているのであれば、それにもきちんと対応しなければならないと考えています。ただし、私達よりも後発組で同じ名前を使用しているとなると、法的にややこしい問題になりそうなので、ご注意ください。(今弁護士にも相談しています。))



今や「就活塾」という言葉が一般名詞化し、他の業者さんが学生から高額な料金を徴収するということでマスコミをにぎわしたこともあり、かえってこの名称を表に出すのはイメージダウンなケースもありますが、我々は大学所属のキャリアカウンセラー&元企業の採用担当者として、堂々と就活支援をやってきた自負があります。


就活塾では、就活生に対して適正かつ丁寧な就活サポートができればと思っていますので、就活に悩んでいる学生さんは、ぜひお気軽に相談してください。


2015年度は、龍谷大学、産業能率大学、中央大学、埼玉工業大学、東京経済大学、慶應義塾大学、東京国際大学、武蔵野美術大学、明治大学、同志社大学、日本女子大学、立命館大学、九州共立大学、武庫川女子大学、山口大学といった学生から既にオファーを頂戴しています。


2014年度は、東京大学、慶應義塾大学(法学部・環境情報学部)、早稲田大学(政経学部・スポーツ科学部・人間科学部)、中央大学(商学部)、日本大学、法政大学、同志社大学、立命館大学大学院、立命館大学(経営学部・産業社会学部)、関西学院大学(法学部・社会学部)、関西大学、神戸学院大学、梅花女子大学、奈良大学、聖心女子大学、滋賀県立大学、北海道大学、津田塾大学、佛教大学、神戸大学、大阪産業大学、大阪商業大学、日本大学、四天王寺大学、福岡大学、東京理科大学、京都工芸繊維大学、学習院大学といった学生の就活支援を行っています。



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