複数の大学で就職指導を行い、現在も大学で働くキャリアカウンセラー&就活の家庭教師主宰の、
中谷(なかや)です。
就活の家庭教師
では、就活をスタートした3年生の就活支援を中心に、まだ就活を終えていない現4年生にも対応していますよ。
うれしいことに新刊の評判は上々です。
手前味噌で恐縮ですが、実践的な内容にこだわって書きましたから、よくある就活本の「こんな曖昧な表現で受かるの?」という懸念は払しょくできていると思います。
ぜひ手に取ってみてください。
さて、今日もエントリーシートについて。
最近「自己PR」を添削していて感じるのですが、この時期はみんな詰め込み過ぎの傾向が。
例えば、
「私の強みは、チャレンジ精神があり、自分の決めたことには最後まで諦めず粘り強く取り組むことができ、周りを巻き込みながら、物事を進めることができることです。」
みたいなもの。
これを端的にいうと、
・チャレンジ精神
・粘り強さ
・周りを巻き込む力
の3つがあるというアピールですが、限られた字数の中で、この3つが確かに備わっていると百戦錬磨の採用担当を納得させるのは、至難の業でしょう。
これを裏付けるエピソードが充分にあればいいのですが、ショボい内容だとそこで終わってしまいます。
例えば、その後に
私はオールラウンドサークルで幹部になった際、みんなが楽しめる企画を考えることに非常に苦労しました。
↓
企画を検討している中で、私はネットで見た清掃ボランティアの駅伝競走に参加することを考え、みんなに提案しました。
↓
これは沿道沿いの清掃をしながら、駅伝方式に仲間にタスキをつないでいくというものです。
↓
サークルの幹部会議ではどちらかというと乗り気でない人が多くて、私は粘り強くその面白さや意義を訴えました。
↓
その結果、参加することが決まり、私が中心になってその準備に積極的に関わり、後輩にもドンドン指示を出しました。
↓
当日は参加チーム中4位と入賞を果たして、まずまずの結果を出せて、サークルの参加者からは、「やってよかった。面白かった。」と言ってもらえました。
↓
この周りを巻き込む力を、仕事でも発揮していきたいです。
といった、裏付けエピソードを添えた自己PR。
一見うまく流れているように見えますが、全くと言っていいほど響かないのです。
その理由を説明しますね。
まず最初の
・チャレンジ精神
です。
オールラウンドサークル(多くの大人は単なる遊びのサークルとみなしている中)で、遊びの企画を考えることが、チャレンジなのでしょうか?
楽しい、面白いことなら、誰でもやりたがるでしょうし、そもそもしょせん、遊びサークルですよね?
苦労した、と言われても・・・
次に
・粘り強さ
です。
自分の意見がなかなか通らないから、懸命になって説得した、ということですが、しょせん遊びのサークルの中の話ですよね?
ゆるーい会議の中で、やろうよ!と言い続けたことが、粘り強さと言えることなのか?どうか?
最後に
・周りを巻き込む力
です。
幹部会で決まったことだから、先輩後輩の関係もあって、後輩が言いなりになっていただけ、では?
やってよかった、の弁は、参加者のごく一部ではないか?
と突っ込みどころ満載と言えます。
字数も限られているのに、3つも盛り込もうとするから、おかしくなるのです。
削るのは怖いと思いますが、こういった場合は思い切って1つに絞ってみることをお勧めします。
また最近多いのが、応募先の求める人材に合わせて、自己PRを変える、というケース。
確かに相手の求めるものを知るというのは、大事なことです。
しかし、応募先ごとに自分のピーアールポイントを柔軟に変化させるって、学生レベルでは至難の技と思います。
自分が最も自信があることだって、企業の採用担当を納得させたり、唸らせたりなかなかできないのに。
自分の一番の強みを堂々と伝えたにも関わらず祈られたならば、その会社にはそもそも合ってなかった、入るべき会社ではなかった、と判断すべきです。
最後に、この自己PRも含め、エントリーシートがまともに書けている就活生って、現時点では非常に少ない。
伝統があって、強豪の体育会の主将を務めている、みたいな凄いエピソードがなくても、ちゃんとした文書が書ければ、きっと書類選考率は高いと思います。
それほどみんな書けていないです。
なので、今はこのエントリーシートのブラッシュアップに最大級の力を注いでください。
後で大きな差となって現れてきます。
以上、私見ですが就活を進めるにあたって、ぜひ参考になさってください。
PS ちょうど今、エントリーシート作成支援やグループディスカッション対策支援の依頼が、私のところに殺到しています。
しっかりと固めて自身が持てるものができれば、後が楽ですよ。
タイミングが合わないものは、お断りするケースもありますので、早めに早めにお願いいたします。
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TEL:048-650-5139(9時~22時 年中無休)
さて、おそらく日本で一番最初に「就活塾」という名称で就活支援を始めたのは私達です。
実際、弁理士にお金を払って商標登録の手続きも進めたことがあります。
(私達が始めたのは平成16年からですので、もしこれよりも前に始めておられてうちが先だ!という方はご面倒でも一報ください。ここできちんとお詫び申し上げて、このキャッチフレーズを訂正させていただき、もし経済的損失が発生しているのであれば、それにもきちんと対応しなければならないと考えています。ただし、私達よりも後発組で同じ名前を使用しているとなると、法的にややこしい問題になりそうなので、ご注意ください。(今弁護士にも相談しています。))
今や「就活塾」という言葉が一般名詞化し、他の業者さんが学生から高額な料金を徴収するということでマスコミをにぎわしたこともあり、かえってこの名称を表に出すのはイメージダウンなケースもありますが、我々は大学所属のキャリアカウンセラー&元企業の採用担当者として、堂々と就活支援をやってきた自負があります。
就活塾では、就活生に対して適正かつ丁寧な就活サポートができればと思っていますので、就活に悩んでいる学生さんは、ぜひお気軽に相談してください。
2015年度は、武庫川女子大学、龍谷大学、産業能率大学、中央大学、埼玉工業大学、東京経済大学、慶應義塾大学、東京国際大学、武蔵野美術大学、明治大学、同志社大学、日本女子大学、立命館大学、九州共立大学、武庫川女子大学、山口大学といった学生から既にオファーを頂戴しています。
2014年度は、東京大学、慶應義塾大学(法学部・環境情報学部)、早稲田大学(政経学部・スポーツ科学部・人間科学部)、中央大学(商学部)、日本大学、法政大学、同志社大学、立命館大学大学院、立命館大学(経営学部・産業社会学部)、関西学院大学(法学部・社会学部)、関西大学、神戸学院大学、梅花女子大学、奈良大学、聖心女子大学、滋賀県立大学、北海道大学、津田塾大学、佛教大学、神戸大学、大阪産業大学、大阪商業大学、日本大学、四天王寺大学、福岡大学、東京理科大学、京都工芸繊維大学、学習院大学といった学生の就活支援を行っています。
就活は最初が肝心。初回は無料で相談をお受けしていますので、お気軽に。
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