複数の大学で就職指導を行い、現在も大学で働くキャリアカウンセラー&就活の家庭教師主宰の、
中谷(なかや)です。
就活の家庭教師
では、就活をスタートした3年生の就活支援を中心に、まだ就活を終えていない現4年生にも対応していますよ。
うれしいことに新刊の評判は上々です。
手前味噌で恐縮ですが、実践的な内容にこだわって書きましたから、よくある就活本の「こんな曖昧な表現で受かるの?」という懸念は払しょくできていると思います。
ぜひ手に取ってみてください。
さて、今日はグループディスカッション(GD)について。
もう既に書類選考の次のステージであるGDが始まっていますね。
それで、今日からはグループディスカッションについてのノウハウを述べていきたいと思います。
実はグループディスカッションについて、セミナーしたり個別支援するのは、難しい。
就活サポートの中で、最も難しいと言い切れると思います。
というのも、
①参加するメンバーに大きく影響される、
②そもそも課されるテーマがわからない、
③企業の評価ポイントが見えにくい、
といった点がありますからね。
たとえば、①②③ごとに具体例を説明すると、
①結構優秀な学生なのに、たまたまもっと優秀な学生がいるグループに入ってしまい、キャラが被ってしまった。
空気が読めない就活生が、場をグチャグチャにした。
②過去の出題をおさえ、業界研究、企業研究をしたのにもかからわず、これらが全く役に立たない課題が出題された。
③リーダー役を買って出て、うまく議論を回したつもりなのに、なぜか祈られた。
って、ことがGDの現場では毎年起こり得るのです。
いくら私が個別にいいアドバイスしたとても、もっと凄いヤツがいたら勝てないケースもあるし、準備を怠らなかったとしても、全く関係のないテーマが課されてしまったら元も子もなく、更に自分では役割を全うしたつもりのに、評価されない、ってことがありますから。
企業で採用経験のない就活コンサルタントなんかだと、グループディスカッション選考突破のコツは、
「メンバーみんなで協力して、みんなで受かろうという気持ちが最も大事」
なんて、わけのわからない指導をしていたりします。
そもそも何で企業がGDを課すか、理解していますか?
私は次の3つがあると思っています。
①個別面接は「絶対性」であるが、GDは初対面で、かつライバルでもある学生と協力し取り組まなければならず、その「相対性」を見て評価をしたいから。
②他の学生たちと課題解決や意見集約をする、そのプロセスや関わり方、方法等をチェックしたいから。
(採用担当者も経験している、社内や取引先等との『会議』形式の方が、評価しやすい面あるから。)
③『会議』で必要なチームワーク、自己主張力、論理的思考力、最後まで諦めない力、そして人としてのモラルやマナー等があるかを確認したいから。
こういったポイントをおさせずに、みんなで受かろうという気持ちが大事なんだ、なんて勘違いするから、毎回祈られるのです。
GDは採用選考の一部です。受かるか落ちるか、二者択一の世界。
みんなで協力して議論が盛り上がり、結論がまとまればみんなが受かる、なんてあり得ません。
厳選採用の中、隣の就活生を踏み台にして、自分が一つでも上にいかないと受からない。
曲がった学校の徒競走のように、みんなで手とつないでみんなで一緒にゴール、みたいな発想は、就活選考では一切ありません。
では、どうすればいいか?をこの先で、丁寧に説明していきたいと思います。
以上、私見ですが就活を進めるにあたって、ぜひ参考になさってください。
PS ちょうど今、エントリーシート作成支援やグループディスカッション対策が私のところに殺到しています。
しっかりと固めて自身が持てるものができれば、後が楽ですよ。
タイミングが合わないものは、お断りするケースもありますので、早めに早めにお願いいたします。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P21975687
さて、おそらく日本で一番最初に「就活塾」という名称で就活支援を始めたのは私達です。
実際、弁理士にお金を払って商標登録の手続きも進めたことがあります。
(私達が始めたのは平成16年からですので、もしこれよりも前に始めておられてうちが先だ!という方はご面倒でも一報ください。ここできちんとお詫び申し上げて、このキャッチフレーズを訂正させていただき、もし経済的損失が発生しているのであれば、それにもきちんと対応しなければならないと考えています。ただし、私達よりも後発組で同じ名前を使用しているとなると、法的にややこしい問題になりそうなので、ご注意ください。(今弁護士にも相談しています。))
今や「就活塾」という言葉が一般名詞化し、他の業者さんが学生から高額な料金を徴収するということでマスコミをにぎわしたこともあり、かえってこの名称を表に出すのはイメージダウンなケースもありますが、我々は大学所属のキャリアカウンセラー&元企業の採用担当者として、堂々と就活支援をやってきた自負があります。
就活塾では、就活生に対して適正かつ丁寧な就活サポートができればと思っていますので、就活に悩んでいる学生さんは、ぜひお気軽に相談してください。
2015年度は、龍谷大学、産業能率大学、中央大学、埼玉工業大学、東京経済大学、慶應義塾大学、東京国際大学、武蔵野美術大学、明治大学、同志社大学、日本女子大学、立命館大学、九州共立大学、武庫川女子大学、山口大学といった学生から既にオファーを頂戴しています。
2014年度は、東京大学、慶應義塾大学(法学部・環境情報学部)、早稲田大学(政経学部・スポーツ科学部・人間科学部)、中央大学(商学部)、日本大学、法政大学、同志社大学、立命館大学大学院、立命館大学(経営学部・産業社会学部)、関西学院大学(法学部・社会学部)、関西大学、神戸学院大学、梅花女子大学、奈良大学、聖心女子大学、滋賀県立大学、北海道大学、津田塾大学、佛教大学、神戸大学、大阪産業大学、大阪商業大学、日本大学、四天王寺大学、福岡大学、東京理科大学、京都工芸繊維大学、学習院大学といった学生の就活支援を行っています。
就活は最初が肝心。初回は無料で相談をお受けしていますので、お気軽に。
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