複数の大学で就職指導を行い、現在も大学で働くキャリアカウンセラー&就活の家庭教師主宰の、
中谷(なかや)です。
就活の家庭教師
では、就活をスタートした3年生の就活支援を中心に、まだ就活を終えていない現4年生にも対応していますよ。
うれしいことに新刊の評判は上々です。
手前味噌で恐縮ですが、実践的な内容にこだわって書きましたから、よくある就活本の「こんな曖昧な表現で受かるの?」という懸念は払しょくできていると思います。
ぜひ手に取ってみてください。
さて、昨日まではグループディスカッション(GD)について、説明しました。
今日は、ガラッと変わって企業選びのポイントを。
「いまさら企業選び?」と言われそうですが、短期間で企業を見極めるのって、かなり難しいですよね。
ブラック企業と言われるような、労働条件が良くない企業にわざわざ行くことはない、という価値観は共有できると思いますが、ブラック企業であっても、ブラックとは言わないまでも、あまり処遇が良くない会社であっても、マイナビやリクナビの採用ページでは、絶対にいいことしか書いていません。
今、選考が進んでいて、企業との接点が多くなっていますが、その接点の中で、企業選びの際に最も重視しべき「人を大事にする会社かどうか?」を見極めるポイントを(私の独断と偏見も交えながら)、伝えていきたいと思います。
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ちょっと宣伝です。
2月中旬になった今、これで大丈夫!という自信がない、かつ選考で落ち続けている、という方は、早め早めにご相談ください。
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<採用シーンから垣間見れる、人を大事にしない企業の特徴>
説明会にすら参加できない
企業説明会は、仮に採用にいたらなかったとしても、その企業や商品、サービスを知ってもらえるチャンスです。
特にBtoC企業では、将来その学生がお客様になる(もしくは既になっている)のですから、興味を抱いている学生達に対しては、できうる限り誠心誠意尽くすべきと考えます。
そういったことが企業内で共有できていないのか、人事部は学生に対して強気に出ることがあります。
人員確保や予算の問題があるにせよ、ESやテストが通過しないと参加できない、予約が取れない、といったシステムにして、バサッと切り捨てるのは、果たして人を大事する企業と言えるでしょうか?
書類選考は外注に投げている
最初のES選考において、実はその企業の採用担当が全くESを見ていない、というケースがあります。
大量に来るので、外注先にふるい分けを依頼しているのです。
皆さん、このやり方に承諾するボタンを押したり、個人情報の扱いの書類にサインしているから、選考に進んでいるのですね。
(逆に承諾のボタンを押したり、書類にサインしないと、受験できない仕組みになっています。)
上記のようにESが通らないと、説明会に参加できない、としたら、その企業の採用担当と全く接点が持てないで落ちる、って何だか腑に落ちない感じがしませんか?
グループ面接のやり方が粗雑
例えば、10対1と、大勢の学生に対して、少ない面接官。
質問は2個だけ。それも10秒、30秒で回答しろ、と。
こんなので自分のことをわかってもらえるのか? と不審に感じることでしょう。
グループ面接を課すのはいいのですが、大勢だったり時間があまりにも短い、というのは、人を大事にしない傾向が見えてきます。
サイレントお祈り
不採用の通知はやはり欲しいというのが、学生側の大半の意向。
しかし、企業側からしたら、お祈りメール、お祈り手紙を送るのも、結構面倒。
企業側の論理で、サイレントお祈りをするのでしょうが、やはりこの行為は、人を大事にする、ようには見えないです。
離職率の公表を避ける
「就職四季報」は、学生の皆さんが知りたい情報が満載で秀逸だと思っています。
で、この書籍にもありますが、離職率を公表しない企業って、どうなんだろう? と思ってしまいます。
また、そういった質問とかに対しても、受け付けない、といった雰囲気の企業。
かえって勘ぐってしまいますよね。
新卒応援ハローワークの求人に3年以内の離職率について掲載するように、みたいな動きがありますが、入ってから辞める人が多いのを知って会社のことを嫌になる、なんてのはお互い不幸と思います。
圧迫面接をする
ストレス耐性を見るため、とのお題目を掲げて、圧迫面接をする企業がありますが、そもそもこのやり方って有益&効果的でしょうか?
学生がその企業を嫌になる、といった逆効果になっていることの方が多いように感じます。
もちろん、鋭く詰問する、というのは、面接シーンではありですが、理不尽なことや揚げ足をとるようなことを言って、プレッシャーをかけるここととは、全く違います。
人財ではなく、人材と表記している
これは暴論かもしれませんが、例えば「人材開発室」と表記する企業と、「人財開発室」と表記する企業では、人に対する向き合い方やスタンスが違うと、私は考えます。
人は、材料なのか、財産なのか、立った一文字でも、言葉の持つ意味は大きい。
今回は、恒久的で王道的なものではなく、むしろ私の独断と偏見が混じった考えですが、あながち外れていないと思っています。
新卒就活は一生に一度しかありません。
あえて働きづらい会社に入社する必要はありません。
今の採用シーンにおいて、ぜひ自分の感性を働かせて、自分が働くべき会社なのか? という判断をしっかりしていただければと思います。
以上、私見ですが就活を進めるにあたって、ぜひ参考になさってください。
拙書もぜひ参考にしてみてください。
PS ちょうど今、エントリーシート作成支援やグループディスカッション対策支援の依頼が、私のところに殺到しています。
しっかりと固めて自身が持てるものができれば、後が楽ですよ。
タイミングが合わないものは、お断りするケースもありますので、早めに早めにお願いいたします。
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さて、おそらく日本で一番最初に「就活塾」という名称で就活支援を始めたのは私達です。
実際、弁理士にお金を払って商標登録の手続きも進めたことがあります。
(私達が始めたのは平成16年からですので、もしこれよりも前に始めておられてうちが先だ!という方はご面倒でも一報ください。ここできちんとお詫び申し上げて、このキャッチフレーズを訂正させていただき、もし経済的損失が発生しているのであれば、それにもきちんと対応しなければならないと考えています。ただし、私達よりも後発組で同じ名前を使用しているとなると、法的にややこしい問題になりそうなので、ご注意ください。(今弁護士にも相談しています。))
今や「就活塾」という言葉が一般名詞化し、他の業者さんが学生から高額な料金を徴収するということでマスコミをにぎわしたこともあり、かえってこの名称を表に出すのはイメージダウンなケースもありますが、我々は大学所属のキャリアカウンセラー&元企業の採用担当者として、堂々と就活支援をやってきた自負があります。
就活塾では、就活生に対して適正かつ丁寧な就活サポートができればと思っていますので、就活に悩んでいる学生さんは、ぜひお気軽に相談してください。
2015年度は、早稲田大学、埼玉大学、中央大学法学部、文京大学、日本女子大学家政学部、名城大学、明治学院大学、拓殖大学、帝京大学、東京女子大学、筑波大学、東京電機大学、東京農業大学、拓殖大学、文教大学、武庫川女子大学、龍谷大学、産業能率大学、中央大学、埼玉工業大学、東京経済大学、慶應義塾大学、東京国際大学、武蔵野美術大学、明治大学、同志社大学、日本女子大学文学部、立命館大学、九州共立大学、武庫川女子大学、山口大学といった学生の就職支援を行っています。
2014年度は、東京大学、慶應義塾大学(法学部・環境情報学部)、早稲田大学(政経学部・スポーツ科学部・人間科学部)、中央大学(商学部)、日本大学、法政大学、同志社大学、立命館大学大学院、立命館大学(経営学部・産業社会学部)、関西学院大学(法学部・社会学部)、関西大学、神戸学院大学、梅花女子大学、奈良大学、聖心女子大学、滋賀県立大学、北海道大学、津田塾大学、佛教大学、神戸大学、大阪産業大学、大阪商業大学、日本大学、四天王寺大学、福岡大学、東京理科大学、京都工芸繊維大学、学習院大学といった学生の就活支援を行いました。
就活は最初が肝心。初回は無料で相談をお受けしていますので、お気軽に。
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