現役R大学キャリアカウンセラー&就活塾の塾長、
中谷(なかや)です。
http://www.shuukatsujuku.com/
さて、最近はエントリーシートの自己PRの作成方法について説明してきましたが、今日は少しコーヒーブレイク。
違うネタを書かせていただきます。
昨年末に就活支援の実態を取材いただき、1月4日の読売新聞朝刊(関西版)にその取材記事を掲載いただきました。
関西版なので、まだ私の手元にはないのですが(苦笑)、届き次第、ここで記事の概要を発表させていただければと思います。
実は、その反響が凄かった!
神戸や大阪からテレビの取材依頼や就活支援の依頼が、バンバン入ってきました。
元々、私が大阪生まれの大阪育ちということも影響しているのでしょうが、遠く離れた埼玉の事務所にアプローチいただけるのはうれしい限りです。
改めて、マスメディアの威力を体感させていただきました。
今回の取材協力をお願いしました、立命館大の女子学生の実話です。
私のところに依頼をする前に、他の就活支援機関に依頼していたそうなのですが、まずもってエントリーシートの指導が全然ダメだったとか。
自身で書いたものの添削をお願いしても、「直すところはない、全然OK」的な回答しか返ってこなかったとのこと。
そもそも自分で書いたものが通らないので、依頼したのに、これでは前に進めない、と不信感を募らせ、うちに相談したようなのです。
今やいろんな人が就活支援を行うようになりましたが、本当の意味でのプロは一握りでしょう。
ここでは割愛しますが、ほんとに笑っちゃうくらいの無茶苦茶なアドバイスをする人も多い。
内定を獲りたい一心で、就活生も無茶苦茶なアドバイスを信じちゃうんですね。
もしそういった民間の就活支援機関に相談したいな、と思ったら、次の3点をチェックしてみてください。
①キャリアカウンセラー資格、キャリアコンサルタント資格を保有しているかどうか?
確かに資格がなくても、この仕事はできますが、資格を保有していないということは、最低限学んでおくべき知識や理論を保有していない証左と言えます。
また、資格取得には一般的に数十万円と高額な費用かかりますが、これくらいの自己投資をしないということは、この仕事への本気度が足りないと思います。
ちなみに、下記②のようなところに勤める場合は、この資格を保有していることが必須要件になっているのがほとんどです。
②大学の就職課や若年者就労支援施設などでの就活支援経験があるかどうか?
実はこういった機関で働くのは、非常に難易度が高いのです。
キャリアカウンセラー間でもこれらの場所での仕事は非常に人気があり、採用されるにはレベルの高い人同士で争われる、厳しいオーディションに勝ち抜かなければいけません。
そもそも求人自体もそんなに多くないですから、余計に競争倍率が高くなっています。
ちなみに、私が現在通っているR大学のオーディションは、10倍から20倍の間で、たった1名の枠に、10名から20名くらいのキャリアカウンセラーが応募して、実技を競った、と言えます。
こういった機関で働くと、本業の就活生支援のスキルが蓄積されるのはもとより、今の学生の気質、志向や大学に来る求人のトレンドなどもつかめます。
こういった公的機関での経験は、非常に有意義で貴重なので、この経験の有無もチェックしてみてください。
③企業での新卒採用経験があるかどうか?
ここはみなさんよく勘違いするのですが、就活支援に関係がありそうな、求人広告営業の経験とか中途採用の経験とは全く違う話です。
業務内容が全然違います。
たとえば、某ナビサイトの新卒求人広告営業をやっている課長さんと懇意にさせていただいていますが、その課長さんはたまに合同説明会で相談ブースを任されることがあるそうです。
大人として、人生・就活の先輩として、就活ビジネスに関わっているものとして、悩める就活生に簡易なアドバイスをしますが、やはり私は中谷さんのように専門家ではないので、そのアドバイスについては正直、自信を持てないケースもある、と断言されています。
あの新卒採用シーンは、実際の企業の中に入って経験しないとわからない独特の雰囲気があります。
逆にこの経験があれば、就活生に対して、企業が何を求めているのか、をしっかりと伝えることができると思います。
この3点を満たしていなくても、しっかりと実績を出していらっしゃる機関も複数あるでしょう。
それゆえに、これら全てを否定するつもりはありませんが、せっかく高額な費用と時間を使うのですから、真剣にシビアに選ぶことをお勧めします。
なお、自身が立ち上げた「就活塾」の存在や役割と矛盾するようですが、私は大学のキャリアセンター、就職課がきちんと機能していれば、こういった就活支援機関は必要ないとのスタンスです(だから、私はちゃんと大学のキャリアセンターでも教えているのですよ)。
以上、あくまで一面的な解説になりますが、ぜひ参考になさってください。
さて、おそらく日本で一番最初に「就活塾」という名称で
就活支援を始めたのは私達です。
(私達が始めたのは平成16年からですので、
もしこれよりも前に始めておられてうちが先だ!という方は
ご面倒でも一報ください。
ここできちんとお詫び申し上げて、
このキャッチフレーズを訂正させていただきます。)
就活塾では、ネット上で就活生の就活サポートができればと思っていますので、
就活に悩んでいる学生さんは、ぜひお気軽に相談してください。
初回は無料で相談をお受けしていますよ。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P21975687