現役R大学キャリアカウンセラー&就活塾の塾長、
中谷(なかや)です。
http://www.shu-katu.net/
1/4の読売新聞に掲載された記事はこちらをご覧ください。
さて、今日もエントリーシートについて。
エントリーシートでの鉄板課題は、下記の3つです。
①自己PR
②大学時代に力を入れたこと
③志望動機
それでは一つ一つ見ていきましょう。
今日は「大学時代に力を入れたこと」を解説します。
フツーの学生は、これがなかなか書けなくて悩んでいます。
その理由は、みんな特別なことを書かないといけない、と思い込んでいるからなんです。
だから、アルバイトしかしていないけれども、アルバイトは書いちゃダメだよね?
サークルなんて真剣にやっていないし。
ゼミは入っているけれども、特に役職に就いているわけでもないし。
・・・
とフリーズして前に進めません。
体育会学生のように、打ち込んだことが明確ならば、話は早いのですが、そうではないので、頭を抱えてしまっています。
しかし、世の中、そんなに凄い学生ばかりではありません。
独創的でないとNG、凄いことでないとNGではありません。
自身が取り組んできたことを書けばいいのです。
ただし、1点だけ注意事項があります。
「点」ではなくて「線」の話を書くことです。
「点」というのは、短期間の経験のことです。
たとえば、
私が大学時代に力を入れたことは、ボランティア活動です。
東日本震災の被災地に行き、ボランティア活動をしました。
そこで大変な苦労をなさっている被災地の方々に少しでも力になれるよう、
○○○○だけでなく△△△△にも携わり・・・
というエピソードがあったとします。
一見よさげに見えますが、実は1日だけの体験だった、としたらどうでしょう?
大学生活を
1年生365日 + 2年生365日 +3年生約280日(現時点)
を過ごしてきたわけですから、1010日分の1である、たった1日のエピソードでは弱いということです。
1日でもその前の準備が大変だった、というならわかります。
壮大な大会、発表会で毎年10か月の期間をかけて、何日も大学に寝泊まるなどして、その日を迎えた、というような事例です。
これは「点」ではなく、その準備期間がつながっているので「線」なのです。
上記ボランティア活動でいうと、たとえ当日1日しかやっていなかったとしても、その前の準備、たとえば被災地の子ども達に手作りのおもちゃを1000個製作して届けるというのが、そのボランティア活動の内容だったら、エピソードが「線」になってきます。
1000個作るために、半年前からメンバーを募り、材料費をバイト代と寄付でかき集め、一人5個をノルマとして製作し・・・
と晴れの日の前の準備の話をしっかりと説明するのです。
そうすると、「点」ではなく「線」として内容が活きてきます。
短期間で自身にとって大きな影響があったエピソードであっても、やはり大学時代という期間は長いので、このような「線」のエピソードを書くようにしてください。
以上、あくまで一面的な解説になりますが、ぜひ参考になさってください。
さて、おそらく日本で一番最初に「就活塾」という名称で就活支援を始めたのは私達です。
(私達が始めたのは平成16年からですので、もしこれよりも前に始めておられてうちが先だ!という方はご面倒でも一報ください。
ここできちんとお詫び申し上げて、このキャッチフレーズを訂正させていただきます。)
今や「就活塾」という言葉が一般名詞化し、他の業者さんが学生から高額な料金を徴収するということでマスコミをにぎわしたこともあり、かえってこの名称を表に出すのはイメージダウンなケースもありますが、我々は大学所属のキャリアカウンセラー&元企業の採用担当者として、堂々と就活支援をやってきた自負があります。
就活塾では、ネット上で就活生の就活サポートができればと思っていますので、就活に悩んでいる学生さんは、ぜひお気軽に相談してください。
初回は無料で相談をお受けしていますよ。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P21975687